伝統話芸「講談」をお届けします。
1979年 二代目神田山陽 入門
1982年 二ツ目昇進
1988年 真打昇進
2006年 日本講談協会会長就任
2016年 日本講談普及協会 代表理事
2016年度 早稲田大学 人間科学部 人間科学情報科 卒業
一般社団法人 日本講談普及協会 代表理事
公益社団法人 落語芸術協会 参与
昭和まで、講談は男性の話芸として継承されてきました。私は世界がウーマン・リブ旋風に沸いた1970年代に二代目神田山陽の門を叩きました。1988年に真打に昇進。その頃から女性の講談師が増加し、今では男性よりも女性が多いといわれています。講談は歴史と共に生きてきました。
講談師は史実に基づいた物語や、現代のニュース、暮らし、世相、社会現象を読み上げます。滑らかに、時に激しく、音楽のようなリズムを奏でる独り芸です。聴く方々に楽しんでいただき、魅了し、日本の歴史や暮らしの奥行きを伝えることができる伝統芸能です。
講談師・神田陽子、そして、一般社団法人日本講談普及協会は、講談を通じて美しい日本語文化を次代に継承していきます。